皆さんは、新規の仕事を始めようとする際に、
何から手を付けて良いか悩んだことはりませんか?
今回はそんな新しく仕事を始める際にやることと、
その仕事を成功させる方法をお伝えしますね。
先日コンサルファーム時代に支援していた会社から、
あるプロジェクトの事業本部表彰受賞記念の慰労会への
お誘いがあり、参加しました。
その会は外部から参加したのは私だけでしたが、なぜ
私に声がかかったかというと、そのプロジェクトへの
功績が大きかったからということでした。
計画を立てる
私がそのプロジェクトを支援したのは、立上げの3か月
のみでしたが、その間に何をして評価されたかというと、
計画を立て、その計画にしたがって開始したということです。
では、「計画を立てる」段階で何をしたかというと、
簡単にいうと以下のような内容になります。
① いつまでに何をやるかを明確にする
(スケジュールとゴール設定)
② どの期間でどんなことをやるかを明確にする
(フェーズ設定)
③ やりたいことを実行するために必要な人を明確にする
(体制の確認)
④ 人が仕事をやりやすくするために必要なことを明確にする
(コミュニケーションの方法を決める)
片付ける経営でやること
これらのことを「片付ける経営」の考え方にしたがって、計画
することで仕事がスムーズに進むようになります。
① ゴールを達成するために、必要のないものは、できるだけ
「すてる」
② ゴールを達成するために必要な仕事を、実施する期間と内容で
「わける」
③ わけた仕事を実施する役割を決めて、その役割を担う人に
「しまう」
④ これら決めたことをうまく進めていくための仕組みを作る
→「しまう」の一環
実際に上記の点を決めて、関係者と合意して、プロジェクトを
開始しただけで、現在も円滑に進行しているのです。
そして、期間中にメンバーが交代しても何の問題もありません。
なぜなら、「しまう」場所が変わっただけだからです。
しっかり仕事と役割が決められていて、その仕事が別の人に
任せられても、実行するための仕組みができているから問題
ないのです。
もう少し具体的な内容は、次回以降でお話しします。