前々回、以下の流れで計画することで、仕事を
スムーズに進めることができるとお伝えしました。
① ゴールを達成するために、必要のないものは、できるだけ
「すてる」
② ゴールを達成するために必要な仕事を、実施する期間と内容で
「わける」
③ わけた仕事を実施する役割を決めて、その役割を担う人に
「しまう」
④ これら決めたことをうまく進めていくための仕組みを作る
→「しまう」の一環
今日は②③について、もう少し詳しくお伝えしますね。
工事やシステム開発の仕事は、明確に工程が分けられ、
どんな仕事でもある程度、工程(フェーズ)があって、
その工程ごとに必要なモノや能力は異なります。
家を建てる場合
例えば家を建てる工程の一部を考えてみましょう。
・基礎工事
・躯体工事
・屋根工事
・外装工事
・内装工事
・塗装工事
など、いろいろな工事があり、それぞれ技術をもった
職人さんが作業することはイメージできると思います。
工事の順番や時期が決まって、作業する職人さんが
揃わなければ家は予定通りには建ちませんよね。
コントロールすることの重要性
そして、これらをコントロールすることも重要です。
では、コントロールするためには、何をすれば良い
でしょうか?
それは、「ゴールを達成するために絶対にやらなくては
ならないこと」を明確にすることです。
これさえ明確になっていれば、いざとなったときに
やらないという選択肢を使えるからです。
経営者が仕事を管理する立場であれば、計画を立て、
仕事の順番や優先度を決め、誰がやるかを明確にする
ことは常に考えていると思います。
こういったことは、ご自身の頭の中で行って指示する
ことが多いのではないでしょうか。
しかし、言葉だけではうまく伝わらず、やり直したり
とムダなことをやってしまうこともあります。
見える化して共有することで、激的に改善することが
ありますので、仕組み作りも重要です。
仕組み作りの話は、また次回に。