資金調達を成功させる方法

必ずしも自己資金が潤沢ではない中小企業にとっては、
何らかの形で資金調達が必要ですよね。

資金調達の方法としては、例えば以下のようなものが
あります。

1. 融資
2. 出資
3. 資本性ローン
4. 補助金、助成金
5. クラウドファンディング

それぞれ貸し手が違うので、資金を出す側がどのように
考えているかをふまえて、交渉する必要があります。

 

1.融資

融資の場合、金融機関からの借り入れとなりますが、
確実な返済が求められるので、堅実な事業計画が必要
になります。
金融機関の担当者としては、確実に利息を含めて資金
を回収するというのが一番ですから。

 

2.出資

出資の場合、ベンチャーキャピタルなどから受ける
わけですが、出資元はキャピタルゲインを求めるので、
M&AやIPOを視野に入れ、スケールする事業計画が
必要になります。

経営者のビジョンや組織力、事業の魅力などを
しっかりアピールできることが重要です。

 

3.資本性ローン

資本性ローンの場合、日本政策金融公庫からの融資
となりますが、出資に近い資金調達方法で、自己資本
として計上でき、償還まで元本返済が不要です。

新規性や成長性があることが条件になりますし、
貸し手が公庫ということもあり、しっかりとした
事業計画が必要です。

 

4.補助金、助成金

補助金や助成金の場合、国や地域から援助を受ける
ので、その政策に合致した事業である必要があります。

そして、その事業に資金を投じる価値があることを
判断してもらうために、根拠があり分かりやすい
事業計画が必要になります。

なぜ分かりやすい計画が必要なのかというと、
審査する側は提出された資料だけで判断しますし、
審査する数も多いからです。

 

5.クラウドファンディング

クラウドファンディングの場合、一般の方から
少しずつ資金を募りますが、より多く集めるため
には、如何に消費者の興味を引けるかがポイント
になります。

新規性があれば、ある程度資金調達できますが、
消費者の反応を見るプレマーケティングの要素
が強いですね。

 

どれを選択するか

いかがでしょうか。
資金調達といっても、さまざまな方法があり、
今後も選択肢は増えていくでしょう。

いずれにしても、自社のビジョンや事業の魅力、
新規性や成長性といった点を事業計画とともに
説明できないと、他人から資金を調達することは
できませんよね。

簡単な事業計画であっても、それをブラッシュアップ
していくことで、素晴らしいものができるはずです。

 

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