今日は、アウトソーシングについてのお話です。
中小企業の多くは人財不足に悩まされます。
企業としてやるべきことはたくさんありますが、
その全てに人を割り当てるのは難しいですよね。
そこで活用したいのが、アウトソーシングです。
中小企業庁の調べによると、売上高が増加傾向
にある企業ほど、アウトソーシングを活用(25%)
しているという結果が出ています。
アウトソーシングの課題
そして、アウトソーシングの課題を調査した
ところ、検討中の企業の多くは、次にあげる
点を回答しました。
・導入の費用対効果が不明
・適切なアウトソーシング先が見つからない
しかし、すでに活用中の企業の半数は
「課題なし」と回答しています。
この結果を見ると、アウトソーシングを活用
できていない企業は、よく分からないから行動
に移せていないだけのように感じます。
費用対効果は、アウトソーシングしたい業務
を決めて、それにかけているコストを算出
すれば分かりますよね。
アウトソーシングする業務が決まれば、適切な
アウトソーサーは見つかるはずです。
中小企業こそ、体面や知名度などといったこと
を気にせずに、業務主体で選定して、専門性が
高く品質の高い相手を見つければ良いのです。
昨今のように事業環境がめまぐるしく変化する
時代は、企業にとってスピードが重要なため、
戦略的なアウトソーシングに取組むべきです。
アウトソーシングのメリット
アウトソーシングがうまくいけば、次のような
メリットを享受できます。
1.コスト削減
安価な外部委託費用でコスト削減を実現
2. 人財の有効活用
人手不足の解消、重要な仕事を社員へ割当て
3.専門性の活用
自社にいない専門家や最先端技術の活用
4. 製品・サービスの品質向上
専門家、最新技術の導入により品質向上を実現
5. 変動リスクの回避
業務量の変化に迅速に対応可能
アウトソーシングの注意点
最後にアウトソーシングの注意点をお伝えします。
・自社の中核業務をアウトソーシングすると
自社の存在意義がなくなる可能性
・自社のノウハウの流出
・自社の機密情報の漏えい
・アウトソーシングする業務を担当していた社員
の士気低下
・外部とのやり取りが増えて、これまでより業務
が煩雑に
しっかりメリットを享受するためには、正しく
「しまう」ことが重要です。
アウトソーシング対象の業務を見つけるのは、
すぐには難しいかもしれません。
11/22(水)に開催するセミナーでは、現状の仕事
の洗い出しや、自社の仕事の分類の仕方などを
ワークショップ形式で実践します。
アウトソーシングできる業務を見つけるきっかけ
にもなるはずですので、ご興味がある方は、ぜひ
参加してください。
<セミナー情報>
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